主な事業内容
家づくりの一番最初にとりかかる作業。その住宅基礎こそ、家のとても大事な部分です。特に日本は言わずと知れた「地震大国」。いつ起こるかわからない地震にも耐えられる家にするには、住宅の基礎が非常に重要な役割を果たします。
我々が施工する基礎も、一般的に種類分けがされています。この住宅基礎にはどんな種類があるのでしょうか。
ベタ基礎
近年の家のほとんどがこのベタ基礎を採用しています。
家が建つ予定の場所のほとんどの場所をコンクリートで覆い、経年によるシロアリ対策にも優れています。また、施工の手間がさほど複雑ではないことからも採用されやすい方法です。
一方、必然的にコンクリートの量が増え資材コストが高くなります。
土に接する面から、割栗石・捨てコン・防湿シート・鉄筋を封入した基礎部分(厚み150ミリ以上)・壁などを支える立ち上がり部分(高さ400ミリ程)というのが基本的なベタ基礎の構造です。
布基礎
家の外周部分(外壁部分をぐるりと囲むように)や、間仕切りの壁や柱が入る部分を中心に支えるのがこの布基礎です。今はベタ基礎が主流ではありますが、地盤がしっかりしている土地であれば、この布基礎でも問題ありません。
ベタ基礎と同様に割栗石・捨てコン・(Tの字の頭部分の)フーチング・立ち上がりは約400ミリと、構造はベタ基礎とあまり大きく違いません。違う部分は、地面全体をがっちりとコンクリートで抑えてしまうか否かです。
こちらの布基礎は資材を最小限に留めることができますが、手間の面の人件費でコストが上がります。
独立基礎
建物の主要部分(住まいエリア)以外に、基礎が必要となるケースがあります。
玄関のポーチを支える、デッキ部分を支えるなど、独立して支えが必要な部分に使用する方法です。
これは、独立フーチング基礎とも呼ばれ、家の作りによって必要となることがある住宅基礎です。